NHKのひきこもり特集 いつもの「あの感覚」がそこにあった

https://www.nhk.or.jp/gendai/articles/4173/index.html?1535430732

想像通りの内容であった。昨今の精神疾患ブーム(?)でひきこもりや発達障害という言葉が広く認知されるようになった。あらゆるメディアで取り上げられるようになりもうマイノリティという感じがない。非モテと言う言葉もあらゆる場所で見かけるようになった。少数派にスポットが当てられている。

ただその「処方箋」が物足りない。

なぜか「逃げていいんだよ」というものが多くてそこには違和感があった。

ひきこもりやいじめられた経験のある芸能人が優しい言葉を投げかけるがみんなが芸能人になれるわけではない。

逃げる、休む。そんな言葉が流行のようにも思える。

しかしその逃げた先に一体何があるんだろうか?結局のところいつか戦わなければならず、問題を先送りにしているに過ぎないように見える。

逃げ続けることはできない。ドラクエでも「逃げる」コマンドがあるが連打していればやがて回り込まれてしまう。

実際に見てきた発達障害、精神障害の人(特に男性)の末路はどれもこれも悲惨なものだった。消息不明ならまだいい方で自殺する人も何人かいた。逃げ続けたその先にあるのはまさに死。

リンク先に夫と子供と暮らすひきこもりの今村由花さん(仮名・42)の話があるが、女性であればひきこもりでも結婚出来て子供がいるという痛烈な皮肉エピソードに見えてしまう。

男性と女性とでは予後に大きな違いがあるがそこにはまるで触れられていない。

「逃げていいんだよ」というのは優しい天使の言葉ではなく悪魔のささやきに聞こえてしまう。

一時は楽になるが、その時だけでいずれは強烈な禁断症状として返ってくる。

つまりいつもの「あの感覚」だ。

現実逃避の麻薬。

合法的な麻薬は至る所にばら撒かれてる。SNS、ゲーム、ポルノ、くだらないLINE。

その一つに過ぎないように思う。

違法の麻薬は「いほー」なのでその危険性はみんなわかってるだけまだマシで、この手の合法的な麻薬がとてもタチが悪いように思う。

無味無臭の麻薬。

逃げるも戦うも個人の自由だし自分の人生なので、何を選択してもいいようには思うけども、俺の経験則では逃げるのは意味がなかった。知人でも悲惨な末路をたどる人が多かった。

無根拠に見えるメディアからの「逃げることのススメ」というイデオロギーが行きつく先がどうなるのか気になるところ。

果たして逃げたその先には桃源郷があるのか?

答え合わせは数十年後。

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