キモくて金のないおっさん問題(キモオサ問題)

こんなイラストのようなカップルをよく見かける。胸が締め付けられるような光景だ。男性の方の年齢はだいたい50代くらい。そして女性の方が20代~30代くらい。東南アジアの女性っぽい。

餃子の王将や回転すし屋など安いチェーン店で見かけることも多くて独特の雰囲気を放っている。店内で明らかに浮いている。

話がはずんでいる気配がない・・。

年齢差もあるがまず人種が違う。会話なんてそう簡単に出てこないだろう。国内の女性が要求することが多すぎて、それに疲弊して発展途上国の銭ゲバ女性と付き合う。結婚する。

そんな苦しい状況に中高年の男性は追い込まれてる。

ただ好きになったのがたまたま外国人女性であれば先進国の女性であってもいいんだけどタイやフィリピンなどの発展途上国の女性が中心となると純粋な恋愛結婚とは言い難い。

それに女性の場合は婚活がうまくいかないから途上国の男性と経済婚をするなんて行動もまずしないだろう。

男性特有の結婚の形であり、そこにさまざまな苦悩や葛藤があると思う。

こんなカップルを目撃するとたいてい微妙な空気が流れていて悲しみを誘う。

逆の組み合わせは見たことはない。女性はそこまで追い込まれてはいないだろう。

キモくて金のないおっさん問題の一角であると思う。

NHKは非リア充にスポットを当てた番組を放映することが結構ある。日の当たらない非リア充を全国区にすることがある。「72時間」は昨今の番組の中でも出色の出来栄えだと思う。「フィリピンスナック」の回で50歳のおじさんが「母に孫をみせたくて」と言ってたのを思い出す。フィリピンスナックで従業員の女性と結婚しようと足繁く通っている男性。意中の女性がいるようだけどその願望は果たして実現するんだろうか。

国内では無理。だから海外に活路を見出す。そこまで中高年男性は追い込まれている。

上記の「ミシシックワーカー」というNスペは日の当たらない打ち捨てられた人々にスポットを当てたものだった。40代50代の独身者の六人に1人が無職らしい。介護や病気などで働きたくても働けない。

メタボな体型の肉体労働者風の男性が診察に来ている場面だった。医師が「つらいでしょう」という言葉をかけていた。心筋梗塞で働くことがもうできない。ドクターストップ。

その男性は途方に暮れていた。

この問題は「40代50代」の問題ではなく「40代50代の男性」の問題だと思う。追い込まれてるのは男性ばかり。

この手の問題を取り上げるのは有意義ではあると思うけど、いつまでたっても「男性問題」という意図では取り上げられない。

男性がなぜか病気になり、結婚も出来ず、貧困に陥り、そして自殺や早死にをするのか。その部分が非常に重要だけどそこにはスポットライトが当たらない。国営放送でそこを深く分析するべきだろうと思う。

男性が打ち捨てられる。現代社会のひずみであると思う。

心筋梗塞と告げられた男性。

発展途上国の女性とすら結婚することが出来ないかもしれない。恋愛市場、結婚市場での需要が貧困おじさんにはまるでない。

最底辺まで落ちてしまった男性には、希望がない社会であると思う。腕力仕事が高給であればそれは男性の下駄であり話は別だけど低賃金労働でしかない。つまり男性の優位性であった腕力が無意味な社会になった。

キモくて金のあるおじさん、キモくなくて金のあるおじさんですら逆風のこの世の中でキモくて金のないおじさんの詰み具合は絶望的だ。

そんな真の絶望者にスポットを当てた番組やニュースがもっとあってもいいと思う。

日大ネタは実にくだらないなぁ。